専業主婦が3人育児しながら資産3000万円達成した話|家計管理とNISAのリアルな道のり
3000万円まで一直線だったわけではありません。貯められた時期もあれば、保険で家計が苦しくなった時期もありました。今回は、資産500万円から3000万円までの流れを時系列で正直に書きます。
こんにちは、まこもです。
男の子3人を育てながら、専業主婦として家計管理や資産形成をしています。
2017年に結婚し、資産500万円からスタートしました。
そこから長男・次男・三男が生まれ、教育費や老後資金への不安に何度もぶつかりながら、2025年12月に資産3000万円を達成しました。
こう書くと、すごく順調に見えるかもしれません。
でも実際は、全然きれいな道のりではありませんでした。
投資も怖かったし、保険で家計が苦しくなった時期もあります。
家計管理も一度で完成したわけではなく、何度もぐちゃぐちゃになって、2023年にやっと立て直した感じです。
先に結論を書くと、3000万円まで辿り着けた理由は、特別な裏ワザではありません。
- 投資額を増やす前に、まず家計を黒字に戻したこと
- 投資が怖くても、少額からNISAを始めて続けたこと
- ジュニアNISAで、早い段階から子ども名義の資産も作り始めたこと
- 保険やカード・口座を見直して、わが家に合う形へ整えたこと
- 旅行や税金などの特別費を先にプールし、家計の凸凹を減らしたこと
- 近年の株高という相場の追い風にも助けられたこと
この記事では、わが家が500万円から3000万円までどう進んできたのかを、年表に近い形でまとめます。
家計管理の細かいやり方は別の記事に分けているので、ここでは「どの時期に何をしたか」に絞って書いていきます。
- 2017年の結婚から3000万円達成までの流れ
- 1000万円達成後にNISAを始めた理由
- 変額保険に加入して1年で解約した話
- 2023年に家計管理を立て直した流れ
- 2024年以降に高配当株や子どもの投資を始めた話
3000万円達成までのざっくり年表
まず、わが家の流れをざっくりまとめるとこんな感じです。
| 年 | わが家の出来事 |
|---|---|
| 2017年 | 結婚。資産500万円からスタート |
| 2020年 | 資産1000万円達成 |
| 2021年 | 私のつみたてNISAスタート・第二子出産 |
| 2022年 | 夫のつみたてNISA・ジュニアNISAスタート |
| 2023年 | FPさんから変額保険に加入後、1年で解約。家計管理を見直し |
| 2024年2月 | 高配当株スタート |
| 2024年4月 | 資産2000万円達成・第三子出産 |
| 2025年 | 資産2500万円から3000万円へ |
| 2026年 | 子どもの投資をスタート |
こうして見ると、ずっと順調だったというより、途中で何度も方向転換してきたのが分かります。
2017年、結婚。資産500万円からスタート
結婚した2017年、わが家の資産は約500万円からのスタートでした。
これは独身時代にコツコツ貯めていたお金です。
当時から意識していたのは、手元に残ったお金を貯めるのではなく、先に貯める分をよけておくこと。
財形貯蓄のように、最初からなかったものとして貯める仕組みを使っていました。
今振り返ると、この「先取りで貯める感覚」が、後の家計管理にもかなり効いていたと思います。
2019年〜2020年、第一子出産。貯金の力で1000万円達成
2019年に長男が生まれました。
子どもが生まれると、出費も増えるし、将来のお金のことも一気に現実味を帯びます。
それでもこの時期は、まだ投資ではなく貯金が中心でした。
まずは1000万円を目標にして、生活費を整えながらコツコツ貯めていきました。
そして2020年、長男が1歳の頃に資産1000万円を達成しました。
ここまでは、投資の力というより、ほぼ貯金の力です。
2021年、怖くてもつみたてNISAをスタート。第二子出産でお金の不安も
1000万円を達成したあと、ちょうど世の中でNISAの制度が話題になり始めました。
本を読み、YouTubeやSNSの情報をかなり見漁りました。
最初は全然わかりません。
でも、調べていくうちに思ったんです。
リスクは怖い。でも、何もしないままの方が将来もっと怖いかもしれない。まずはやってみないとわからないな。
最後はそう腹をくくりました。
もちろん怖かったです。
だから自分の中で、「もし暴落しても、凪の気持ちでいよう」と、心に強く誓いながらのスタートでした。笑
楽天証券で口座を作り、つみたてNISAを月33,333円の満額から開始。
これが、わが家の資産形成の大きな種まきになりました。
そんな風に、自分なりに順調に資産を増やしていました。
でも、風向きが変わったのは2人目が生まれてからです。
子どもが2人になり、家族が増えて本当に幸せ。
なのに、それと同時に教育費や老後資金のリアルな数字が、急にズシンと現実味を帯びて気になるようになりました。
男の子2人の教育費って、いったい何千万円かかるの? 私が働いていない今、このままで本当に大丈夫なのかな。
これからの収支を見てもらって、老後まで本当に大丈夫なのかを確かめたい。
この不安はその後もずっと残り、2023年にライフプランを見直すきっかけになりました。
2022年、夫のNISAとジュニアNISAで投資の枠を広げる
2022年には、夫もつみたてNISAをスタートしました。
私だけでなく夫の分も使えるようになったことで、わが家として投資に回せる枠が少し広がりました。
同じ2022年には、ジュニアNISAの終了も近づいていました。
終了まで残り2年ほどだったので、長男と次男の分で買付を始めました。
年間80万円を2年分、2人分。
今思うとかなり大きな金額ですが、子どもたちの将来のために、できる範囲で資産を作っておきたいと思っていました。
この頃は、貯金だけでなく、少しずつ投資にもお金を回すようになっていった時期です。
2023年、変額保険の失敗と家計管理のドタバタ再スタート
2023年は、わが家にとってかなり大きな転機でした。
教育費や老後資金の不安は相変わらずあり、無料のFP相談でライフプランとキャッシュフロー表の更新作成をお願いしました。
そこで提案されたのが、変額保険でした。
「教育費の準備にもなるし、投資のように増える可能性もある」
そんな説明を受けて、当時の私は「プロが言うなら安心なのかも」と思ってしまいました。
今思えば、担当してくれたのはFPというより、FPを装った保険販売員さんだったのだと思います。
結果、2023年に変額保険へ加入。
でも、実際にはわが家の目的や家計には合っていませんでした。
家計を圧迫していることに気づき、1年後の2024年に解約することになりました。
※もちろん、変額保険という仕組み自体が悪いわけではありません。当時のわが家には合っていなかった、という意味です。
この頃の私は、投資はしているのに、毎月の収入より支出が多い状態になっていました。
資産の数字は少しずつ増えているのに、毎月の口座残高は減っていく。
「増やすため」の投資のはずなのに、暮らしの方がどんどん苦しくなっていく。
今思えば、完全に本末転倒でした。
黒字で余ったお金を投資しているのではなく、家計が苦しいまま無理やり積み立てている状態だったんです。
「このままじゃダメだ」
ようやく目が覚めて、プロ任せにするのをやめました。
そこから、わが家の家計を一から見直していくことにしました。
まずやったのは、不要なクレジットカードや銀行口座の解約です。
マネーフォワードに連携している口座やカードが多すぎて、お金の流れが見えにくくなっていたんです。
使っていないものを減らしたら、家計全体がかなりスッキリしました。
次に、サブスクや固定費を見直しました。
毎月なんとなく払っていたものを一つずつ確認して、「これは本当に必要?」と見直していきました。
そして一番大きかったのが、保険です。
保険貧乏になりかけていたわが家にとって、ここを見直した効果は本当に大きかったです。(詳しくは月7万の保険をやめたら月7,000円になった話へ)
自作の家計管理シートを作り、月の支出を見直し、固定費以外の急な支出も年間でだいたい把握するようにしました。
旅行、家具家電、車検、自動車税。
こういう「急に来た」と感じていた出費も、実は毎年ある程度わかっているお金でした。
そこで、特別費の予算を先にプールしておく形に変えました。
生活防衛資金も、約1年分をキープするようにしました。
このあたりの具体的な家計管理のやり方は、別記事で詳しくまとめています。
2023年の見直しをしてから、ようやく「黒字の状態で積立する」感覚が戻ってきました。
ここが、わが家の資産形成の大きな分かれ道だったと思います。
投資額を増やす前に、まず家計を黒字に戻す。ここを整えたことで、やっと安心して積立を続けられるようになりました。
2024年、高配当株への挑戦と第三子出産(資産2000万円達成)
2024年2月には、家計に少し余裕が出てきたことで、高配当株にもチャレンジできるようになりました。
最初は本当に少額です。
それでも、年間で約4万円の配当金が入るようになりました。(高配当株を始めたきっかけは別記事に詳しく書いています)
大きな金額ではないかもしれません。
でも、自分で調べて買った株から配当金が入ってくる経験は、私にとってかなり大きかったです。
「お金を貯める」だけではなく、「お金に働いてもらう」という感覚が、少しずつ分かってきた時期でした。
その後、2024年4月に資産2000万円を達成しました。
そして同じ2024年、三男が生まれました。
子どもが3人になり、教育費への不安はさらに大きくなりました。
昔の私なら、きっとまたパニックになっていたと思います。
でも2023年に家計を整え、黒字で積立できる仕組みを作っていたおかげで、不安だけで焦ることは減っていました。
家計の安定は、そのまま心の安定にもつながる。
この年は、それをすごく実感した一年でした。
2025年、相場の波に乗り資産2500万円から3000万円へ
2025年6月、資産2500万円を達成しました。
そして2025年12月。
結婚した時の500万円から、9年で資産3000万円に到達しました。
もちろん、これは私たちの努力だけで達成できた数字ではありません。
ここ数年の株高にもかなり助けられました。
ジュニアNISAやNISAを続けていたタイミングが、相場の追い風を受けた面もあります。
だから私は、「誰でも同じようにやれば3000万円貯まる」とは言えません。
家族構成も、収入も、親からの支援の有無も、住んでいる場所も、人によって全然違うからです。
ただ、それでも自分の経験から言えることがあります。
3000万円までの道のりで一番大きかったのは、すごい節約術ではなく、家計の流れを自分で把握できるようにしたことでした。
お金の流れが見えると、次に何を直せばいいかが分かる。
固定費を下げられると、毎月の不安が減る。
黒字で積立できるようになると、投資を続ける気持ちも安定する。
この順番が、わが家にはすごく大事でした。
3000万円を達成した瞬間は、本当に嬉しかったです。
でも同時に、「あ、これゴールじゃないな。まだ途中なんだな」とも思いました。
子どもたちの教育費はこれからが本番です。私たちの暮らしも、まだまだ続いていきます。
2026年、3000万円達成後の次のステップへ
2026年からは、児童手当を使って、子どもたちの特定口座でオルカンの買付も始めました。
今後もし子ども向けの新しいNISA制度などができたら、そちらの活用も考えています。
3000万円という資産の土台ができたからこそ、これからはただ貯めるだけでなく、子どもたちにも少しずつ「お金の仕組み」を伝えていきたいと思っています。
私自身、まだまだ勉強中なので、偉そうに教えるというより、親子で一緒に学んでいく感覚で次のステップへ進んでいます。
3000万円を達成して思うこと
3000万円という数字だけ見ると、すごくきれいに見えるかもしれません。
でも中身は、投資に怯え、保険で失敗し、家計を赤字にしながら無理やり積み立てていた、本当に泥くさい道のりでした。
もし今、「何から始めればいいかわからない」と感じているなら、いきなり投資額を増やさなくても大丈夫です。
毎月の暮らしが苦しいまま投資額だけ増やしても、心がもちません。
まずは、今のお金の流れを見えるようにする。
使っていないカードや口座を整理する。
毎月払っている固定費を1つだけ見直してみる。
特別費を先に分けて、「急な出費」に振り回されないようにする。
そんな地味な一歩の積み重ねが、わが家を500万円から3000万円まで連れてきてくれました。
私もまだまだ途中です。
これからも、3人育児のリアルな家計管理と資産形成の記録を、正直に残していきます。